POSTCARD:年賀状, 2003
どこかの靴メーカーのカタログに載っていたものを描き起こしました。キャメル色のスェードの靴です。定番な形ですが、これ好きです。ほんとうに形が好きで、特に意味などもなかったのですが、当時デザイン会社に勤めていた私は社長から褒められてしまいました。デザインは時として、本人が思う以上の効果を生むことがあります。これはいい意味で効果が生まれたようでした。ラッキー☆
本物はつま先から甲にかけて、何色かのペンキのしたたりみたいなのが付いていました。ちょうど油絵なんかをやる人の靴のようにランダムについていて、「アトリエな感じ」という靴です。多分実物を見るときっとかっこいいと思ってくれるはずかと…(^^;
モノクロはとくに意味はありません。意味がないと言うより、このときに持っていたプリンタがモノクロでして…(笑)そのせいでアトリエなペンキを描けずじまいでございます。逆にそのぶん、色塗りをお楽しみくださいっていう感じでしょうか。皆さんの想像でかっこいい靴にしてもらえればいいなと思います。
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